北川フラム「大地の芸術祭2015 コラム」Vol.10

北川フラム投稿日:2015年09月12日

泣いても笑っても、今日をいれて芸術祭はあと2日間。そして撤去、さらに次回芸術祭の準備のための1100日の活動内容をきめなくてはいけない。祭りの醍醐味は祭りの準備にこそあるのだ。

芸術祭に期待し、そこでの体験を活かそうと集まってくれた元気のいい年配者、初めての経験にとどまった小中高生を含む若者の活動が持続するプログラムを作らなくてはいけない。台湾・香港・韓国・中国、その他アジアの地域から50を超える連携、協働の申し込みがあり、それらに応えたい。瀬戸内国際芸術祭に続く、中房総いちはらアートミックスと信濃大町、奥能登珠洲にエネルギーを注力しなければいけない。

これらの動きの根拠にあるのは地域環境の危機と、一人ひとりの生の大切さを呼びかける声と、そこに呼応し、立ち上がろうとする人間の心の震えだったように思える。

今日は最後の土曜日、アーチストのワークショップが全開だ。

そのなかで特に、小林武史さんの「YEN TOWN BAMD」の公演が6時から。農舞台でチケットを持っている方以外は5時以降近づけません。交通規制もあるそうです。昨晩50人を超えるスタッフがステージづくりをやっていた。農舞台始まって以来の大イベント。私たちにとって大切な経験になるだろう。

YTB

奴奈川キャンパスでは、日本科学未来館が「GEO SCOOP(ジオスコープ)」を使って一日だけのラボを行います。毛利衛さんは地域に根ざす科学の大切さを説いています。思えば越後松之山「森の学校」キョロロの考え方も、住民全員が科学者ということで、中谷宇吉郎先生の教えが生きているのでした。

日本未来科学館

僕は時間を見つけて山ぎわの作品を見にいこうと思います。


9月12日 北川フラム